Brave Search FAQ フォローする
Brave SearchとBraveブラウザは、プライバシーを保護する業界唯一のGoogle ChromeとGoogle Searchに代わるツールです。Google ChromeとGoogle Searchは、様々なサイトを横断してユーザーを追跡することに依存しており、それぞれ70%と92%の市場シェアを占めていますが、Brave SearchとBraveブラウザはそれに代わるツールです。
Braveブラウザはユーザーが求める強固な保護機能を提供していますが、Brave Searchもこれと同じ原則に基づいています。
- Brave Searchの利用は誰にも公開されません。ユーザーを追跡したり、プロファイルすることはありません。
- Brave Searchはユーザーファーストです。広告やデータ産業よりもユーザーを大切にします。
- Brave Searchは選択肢を提供します。広告が表示されない有料の検索と、Braveが提供する広告が検索結果に表示される無料検索があります。Brave SearchにはBrave Adsとしてプライバシーを尊重した広告が表示される場合があります。
- Brave Searchには独立性があります。私たちはBrave Searchを改善するためにコミュニティからの匿名のコントリビューションとの連携があります。これは、BigTech企業が長い年月と莫大な予算をかけてひたすらWeb全体をクローリングして築き上げてきた検索結果品質を独自に構築するためのイノベーションです。
- Brave Searchは透明性が確保されています。検索結果を恣意的に変更するために秘密のメソッドやアルゴリズムを使用することはありません。 また、バイアスのかかったアルゴリズムや権利の範疇を超えた行動追跡を阻止し、なおかつ検索の多様性を確保するため様々なコミュニティ起点のランキングモデルを提供しています。
- Brave Searchはシームレスです。ユーザー個々の設定から入力直後に結果が表示されるものに至るまで、プライバシーを妥協することなくクラス最高峰のブラウザと検索のインテグレーションを提供します。
- Brave Searchはオープンです。私たちはウォールドガーデンを信用しません。また、Brave Searchを通じて他の検索エンジンのサポートもします。
Brave Searchは匿名クッキーのみを使用します。Brave Searchで設定を変更すると、この設定を記憶するクッキーが設定され、このクッキーの値はページ上の設定にリンクされます。たとえば、米国ベースの測定単位(ポンド、フィート、華氏)が表示から、メートル法(キログラム、メートル、摂氏)へ表記の変更をする場合、units
というクッキーにmetric
という値が設定されます。Brave Searchでは、すべてのユーザーが同じクッキー名とクッキー値のセットを持ちます。これらは誰かを特定するために使用されることはありません。
以下はBrave Searchで使用するクッキーの一覧です。
-
safesearch: アダルトコンテンツの表示に関する設定です。以下の値のいずれかが設定されます。
-
off
: 他のコンテンツ同様にアダルトコンテンツが検索結果に表示されます。 -
moderate
: 検索結果にアダルトコンテンツが表示されますが、マルチメディアの結果には表示されません。 -
strict
: アダルトコンテンツは非表示になります。
-
-
country: 初期値として
us
が国として設定されています。変更した場合、新たな国コードがセットされます。 -
units: 検索結果で使用される様々な単位表記の設定を保管します。以下の値のいずれかがセットされます。
-
us
: US基準 (ポンド, フィート, °F) -
metric
: メートル法 (キログラム, メートル, ℃)
-
-
useLocation: ローカル検索結果をオプトアウトすると、このクッキーは
0
が値としてセットされます。 -
olnt: リンクを新タブで表示する設定を格納します。デフォルトでは無効になっておりクッキーはセットされません。有効になった時、
1
が値としてセットされます。 - geoloc: 検索結果のロケーションを手動で設定すると、このクッキーは選択されたロケーションがセットされます。緯度/経度共に小数点第三位で切り捨てされます。
-
fallback: BraveブラウザからBrave Searchを使用した場合、十分な検索結果が得られなかったときに匿名でGoogleに対してこれ同じクエリを送信して結果を取得することができます。フォールバック・ミキサーは両方の検索結果を表示し、品質向上のためにBrave Searchにも結果を返します。オプトインすると
1
が値としてセットされます。詳細につきましてはこちらもあわせてご覧ください。
Brave Searchは、デフォルトでプライベートな設計になっています。私たちは、ユーザーや、ユーザーデバイス、検索に関する個人情報を収集しません。また、プロファイリング、追跡、またはユーザーについて何かを知るために使用される可能性のある情報をWebに送信することもありません。ユーザーの検索は、すべて個々のユーザーだけのものです。詳しくはこちらもご覧ください。
利用状況メトリクスとは、ユーザーがWebサイトに対してどのようなアクションを起こしたかなどの情報と、ページ自体のパフォーマンスについてのメタ情報を指します。Brave Searchの場合、ユーザーの訪問頻度やクエリの時間(クエリそのものではありませんが)、コンテンツが正しく読み込まれているかなどのパフォーマンス項目が含まれます。利用状況メトリクスを有効にすることで、Braveがこの種の情報を匿名で収集および分析することを許可することになり、Brave Searchの改善に役立ちます。匿名の利用状況メトリクスの送信はオプションであり、検索設定で無効にすることができます。
Brave Searchは他の検索エンジンに依存しない独立したプライベートな検索エンジンであり、今後の進化によりインターネット上の様々な声を網羅して拾い上げることができるようになります。また、新しいサイトであるため、人々がどのようにこのサイトと交流しているのか、そしてサイト自体のパフォーマンスについて、私たちは以下のような項目まだまだ学ぶ必要があります。具体的には以下の項目を学習します。
- 日毎/週毎/月毎の訪問数
- 再訪問数
- 日毎の検索クエリ数
- 平均クエリ長
- 検索結果をクリックするクエリのパーセンテージ
- Brave Searchにフィードバックを送信するユーザー数
- 訪問ユーザーの使用しているOS(例:macOS, Windows, など)
- 訪問ユーザーの使用しているブラウザ(例:Brave, Chrome, Safari, など)
このデータは、収集が許可された場合のみ、匿名化された上で集計分析されます。このデータによってユーザーやユーザーがアクセスしたマシンが特定されることは決してありません。このデータは、ユーザーが検索したページが再び利用できる品質にあるかどうかを教えてくれ、ひいては、Brave Searchが他の検索エンジンに代わる有効な選択肢に近づいているというシグナルを与えてくれます。
Braveはユーザーの位置情報は把握しません。ローカライズされた検索結果はコンピュータのIPアドレスを基にフィルタリングを行います。IPアドレス、位置情報のどちらも保管されたり、共有されたりすることはありません。
ほとんどの人は、ローカライズされた検索結果を必要としています。例えば "restaurants near me” という検索クエリは、ユーザーのすぐ近くにあるレストランのリストを返します。これは、モバイルでもデスクトップでも、ほとんどすべての検索エンジンの標準仕様です。
しかし、この機能が機能するためには、検索エンジンがユーザーの物理的な位置情報を知っている必要があります。そのためにはいくつかの方法がありますが、そのひとつがデバイスからブロードキャストされるIPアドレスです。
これは間違ったことではありませんが、プライベートでない検索エンジンはこの位置情報を保存し、あなたに関する他の個人データと紐づけすることに問題があります。そして、彼らはこのパーソナライズされた情報を広告主と共有するのです。
Braveは違います。Brave Searchで ”匿名の位置情報を反映した検索結果” を有効にしているとき、Braveはあなたのマシンがすでに送信しているIPアドレスを使用して、他の検索エンジン同様のローカライズされた検索結果を提供しますが、3つ点で大きく異なります。
- IPアドレスを実際の住所には紐づけず、より大きな範囲での位置情報として使用します。
- 位置情報に基づく検索クエリでのみ、IPアドレスは一度だけ使用され、保存はされません。
- Braveブラウザはデフォルトでプライベートであり、ユーザーを特定する情報を入手したり保存したりすることはありません。そのため、位置情報と他のユーザーデータを紐づけることはできないのです。
可能な限り最良の、最も使いやすいユーザー体験を得るために、匿名のローカル結果を有効にすることをお勧めします。また、特定の検索クエリでのみ場所を指定することもできます。
過去にBrave Searchの検索結果に他の検索エンジンの検索結果をミックスしていたこともありますが、現在Brave Searchは100%独自の検索インデックスに基づき検索結果表示をしています。詳細はこちらをご覧ください: https://brave.com/search-independence/
Brave Searchの検索結果は、検索クエリに一致するWebページに限定されません。Webページのアドレス、ページタイトル、ページの説明に加えて、検索結果には「フィーチャードスニペット 」と呼ばれる、少し異なるフォーマットでより豊富な情報が提供されることがよくあります。これには、場所、リスト、直接回答、拡大説明などが含まれる場合があります。
これらのスニペットは、定期的なクロールとインデックス作成によって生成されたインデックス内のページのコンテンツに基づいています。このコンテンツはBraveに帰属するものではなく、その正確性や信頼性について責任を負うものではありません。コンテンツやスニペット形式にお気づきの点がありましたら、ぜひフィードバックをお寄せください。
Braveはコンテンツの帰属を尊重しており、優れたスニペットがコンテンツを提供するサイトへのトラフィックを奪う(クリックスルーを減らす)可能性があることを認識しています。同時に、私たちはこのような方法で情報を提供する他の検索エンジンを利用してきたユーザーの期待に対しても応えなければなりません。フィーチャードスニペットを省略することは、ユーザーエクスペリエンスを悪化させます。私たちは、このトラフィック損失の問題について葛藤しており、この難問に対するBraveの解決策をすぐに考案したいと考えています。
Brave Searchは引き続きインデックスを改良中です。Brave Searchが十分な検索結果を返さない可能性のあるクエリについては、同じクエリについてBraveブラウザに匿名でGoogleをチェックさせることができます。この機能(Google fallback mixer)は、ユーザーにBrave SearchとGoogleの検索結果を混合させて表示し、Brave Searchにクエリ結果を送り返すことで、次回以降の応答を改善します。
様々な検索エンジンの普及により、ほとんどのユーザーは検索結果セット、ランキング順、広告配置、コンテンツスニペット、マッピング機能、同業者評価など、検索結果が一定のスタイルで表示されることに慣れています。Braveがプライベートで独立した検索エンジンを提供する際も、ユーザーの期待に応えなければなりません。
しかし、Brave Searchのインデックスとそのランキングアルゴリズムが新しいことを考えると、私たちの結果はすべてのクエリに対してまだ十分に洗練されていないこともあります。(主に、あまり一般的でないクエリやロングテールクエリなど)。これに対処するため、Brave Searchでは、私たちの結果にさらなる情報が必要な場合に、ブラウザに匿名でGoogleをチェックさせるオプションを提供しています。検索結果セットはブラウザ内で混合され、分析のために私たちに送り返されます。
なお、このオプションを選択してもプライバシーには影響しません。Googleアカウントを持っている場合でも、Googleはあなたのクエリをこのアカウントと関連付けることはできません。また、Braveはどのような形であれ、あなたのクエリを保持することはありません。
Braveの目的は、他の検索エンジンのリーチを減らすことです。そのため、フォールバック・ミキサーは単に短期的、一時的な手段に過ぎません。フィロソフィーの勝負だけではなく、ユーザーが期待するスピード、正確さ、ニュアンス、完全性で、他社と競争する製品を作ることが私たちにはできるのです。短期間のうちに、私たちの検索結果は、ランキング・アルゴリズムのバイアスに対抗することによって、また、読むに値するWeb上のページのより完全なセットをインデックスすることによって、実際に他のエンジンを凌駕することになるでしょう。