デフォルトブラウザとしての設定方法 Follow
Braveをインストールして起動すると、Braveをデフォルトブラウザに設定するか確認するダイアログが表示されます。このダイアログで設定を行わなかった場合でも、いつでもBraveをデフォルトブラウザに設定することが可能です。
デフォルトブラウザ設定方法
- Braveを起動し、ウインドウ右上の三本線メニューを選択します
-
設定を選択します -
利用を開始セクションで利用を開始ボタンを押下します
Linuxターミナルの操作方法
上述の通りUIの操作によりBraveをデフォルトブラウザに設定することが可能ですが、Linuxユーザーの方にはターミナルでの操作を希望される場合もあると思います。以下のインストラクションはBraveのシニア・セキュリティ・エンジニアより紹介されたものです。
DebianベースのシステムでデフォルトのWebブラウザを確認するには、以下のようにいくつか確認をする必要があります。
$ xdg-settings get default-web-browser
brave-browser.desktop
$ xdg-mime query default x-scheme-handler/http
brave-browser.desktop
$ xdg-mime query default x-scheme-handler/https
brave-browser.desktop
$ ls -l /etc/alternatives/x-www-browser
lrwxrwxrwx 1 root root 29 Jul 5 2019 /etc/alternatives/x-www-browser -> /usr/bin/brave-browser-stable*
$ ls -l /etc/alternatives/gnome-www-browser
lrwxrwxrwx 1 root root 29 Jul 5 2019 /etc/alternatives/gnome-www-browser -> /usr/bin/brave-browser-stable*
Debian固有のツール
/etc/alternatives/のコンテンツはシステム全体でデフォルトであり、 rootで設定される必要があります。
sudo update-alternatives --config x-www-browser
sudo update-alternatives --config gnome-www-browser
sensible-browserツール（sensible-utils パッケージ）は自動的にこれらを起動し、自動的にデスクトップ環境に基づいた最も適切なWebブラウザを設定します。
スタンダードMIMEツール
その他は通常ユーザーでも変更できます。xdg-settingsを使用します。
xdg-settings set default-web-browser brave-browser-beta.desktop
2つのxdg-mimeコマンドが返却する値も変更します。
$ xdg-mime query default x-scheme-handler/http
brave-browser-beta.desktop
$ xdg-mime query default x-scheme-handler/https
brave-browser-beta.desktop
~/.config/mimeapps.listにはこのように記載されています。
[Default Applications]
text/html=brave-browser-beta.desktop
x-scheme-handler/http=brave-browser-beta.desktop
x-scheme-handler/https=brave-browser-beta.desktop
x-scheme-handler/about=brave-browser-beta.desktop
x-scheme-handler/unknown=brave-browser-beta.desktop
これらのエントリーを削除するとmime-support packageパッケージに基づき、/etc/mailcapに記載されているものがシステムワイドのデフォルトで使用されるのでご注意ください。
x-scheme-handler/http（または x-scheme-handler/https）の関連付けを直接変更します。
xdg-mime default brave-browser-nightly.desktop x-scheme-handler/http
こちらは特定のもののみを変更します。これは、安全でないHTTPサイト用のブラウザ（可能であればHTTPS Everywhereをインストールしたもの）と、HTTPSサイト用のブラウザを別々に設定するためのものと思いますが、詳細はわかりません。
要約
簡潔に言うと、全ての場合においてデフォルトブラウザ（この例ではBrave）を設定するには、以下のコマンドを実行します。
sudo update-alternatives --config x-www-browser
sudo update-alternatives --config gnome-www-browser
xdg-settings set default-web-browser brave-browser.desktop